FXの取引方法は?まずはその基本を解説

FXの取引方法は?まずはその基本を解説 FXの基本

FXのメリットには、少ない資金で大きな取引が出来るというレバレッジがあります。

これは「投資効率を高める」という意味ではとても有利なものですが、逆に使い方を誤ると損失まで効率良く拡大してしまうので注意が必要です。

そこで、初心者のうちはこのレバレッジをあまり高くしすぎないということは絶対的に必要だと思います。

レバレッジを低めにするということは最初の資金がちょっと多めに必要になるので、どうしてもポジションの枚数を軽くしなければならなくなります。

最初からポジションを厚くしてしまうと、損失が出た時のダメージも甚大です。

FX初心者の基本的な売買方法、初めポジションを軽く低レバレッジで

多くのFX業者は1万通貨単位からポジションを建てることができます。この1万通貨単位のことをFX用語で「枚数」と言いますが、最初は1枚から2枚くらいの軽いポジションで取引をしてみてはいかがでしょうか。

1枚といっても1万通貨を取引していることになります。

ドル円が80円ちょうどだとしたら80万円分、 ユーロ円が114円だとしたら114万円分の取引をしているのですから、1枚といっても決して小額の取引 ではないことがお分かりいただけると思います。

また、これは実際にやってみると分かることなのですが、あまりFXでポジションを厚くしたり レバレッジを高くすると、相場の動きに対して必要以上に敏感になってしまいがちです。

相場というのは精神力も求められるものですが、あまり最初からポジションを大きくしすぎると その精神力が続かなくなります。

精神力が続かないとどうなるかというと、 それは損失を出しても何でもいいから決済をして「楽になりたい」という思考になります。

これが損失を出すパターンとして非常に多いので、そういったリスクを回避するためにも 最初はポジションを軽く、低レバレッジを基本だということをしっかりと押さえておいてください。

24時間全てを取引時間にしない

世界中の主な外為市場が時差の関係でいつでも動いているというのは、外為の大きな特徴です。 FXもその特徴をいかして24時間いつでも取引ができるようになっており、これは相場で利益を出す チャンスが多いという意味で、多くのユーザーに歓迎されています。

しかし、24時間いつでも取引ができるというのは、果たしてメリットでしかないのでしょうか?

24時間いつでも取引ができるということは、利益を出すチャンスが一日中いつでもあるということですが、 その一方で損失を出すリスクも一日中いつでもあるということでもあります。

この基本的な事実を押さえておかないと、どうしても良いことばかりに目を奪われてしまいます。

特に、夕方から始まるロンドン時間は「暴れん坊」が多いとされており、ヨーロッパの投機筋などが 荒っぽい仕掛けを打ってくる可能性が高くなります。

それまでは比較的おだやかな東京市場で取引を していた感覚とは全く違う値動きになることも珍しくありません。

さらに夜の10時以降に始まるニューヨーク時間になると、その傾向はより顕著になります。

ヨーロッパほど暴れることは少ないものの、世界で最も取引量の多い市場がオープンになるわけですから、 何か材料があれば相場が大きく動くことも充分に考えられます。

それぞれの時間帯に売買画面に張り付いて取引ができるのであれば、異常を察知してすぐに足を抜くこともできますが、多くの日本人投資家は寝ている時間帯なので、寝ている間になすすべもなく 損失が出ていたということを回避するためにも、できるだけ日中から起きている時間帯に しっかりと相場展開を見ながら取引をするのが得策です。

もちろん慣れてくれば色々な時間帯の取引に挑戦していくべきですが、最初のうちは取引をする時間帯を 自分の中でルールとして決めておくのが得策です。

失敗できないお金は使わない

FXはギャンブルではありませんが、取引のやり方によって限りなくギャンブルに近い色を帯びてくる ことがあります。数ある投資対象の中でもリスクが分かりやすく見えているので、 最初から失敗できないお金では決して始めないでください。
利益が出ているうちは問題ありませんが、ひとたび損失を出してしまった時の精神的、経済的ダメージは 計り知れません。さらに、傷つけてはいけないお金を傷つけてしまうと、それを一刻も早く取り返さないと いけないという思考になり、どうしても新規注文の戦略に焦りが出てしまいます。

勝負事で真っ先に負ける人というのは、熱くなってしまって冷静さを欠いた人です。
焦りが出ている人はその典型なので、その心理状態でFXに参加しても良い結果が出る可能性は 極めて低いと思います。

これは人間が本能的に持っている心理なので、こうならないように精神力を鍛えるよりも、 最初から失敗しても「またチャンスはいくらでもある」と考えられるだけの余裕資金でのみ 投資をするのが最も安全というものです。カツカツの生活費しかない人がやるべき投資ではありません。

パチンコや競馬をする人ならお分かりだと思いますが、こういうギャンブルごとで負けがこんでくると、 ほとんどの人は賭け金を大きくするなどの方法で、これまでの負け分を一気に取り返そうとするはずです。 この時点ですでに冷静な判断力を欠いていると言わざるを得ませんが、その賭け金がどうなるのかというのは、 もうここで言うまでもないと思います。

FXはギャンブルではありませんので、損失を一気に取り返そうと思うのは非常に危険です。 外為相場がある限りFXというのはいつでもチャンスがやってくるのですから、そうなるのをじっくりと待って、 損失を出す前と同じ精神状態で臨むようにしましょう。
そのためには、やはり余裕資金でやらないとなかなかそんな思考にはならないと思うのです。

短期売買が基本

外国為替相場の値動きを中長期的に予測することは非常に困難です。

よく新年の経済ニュースなどで 一年間の相場展望などを発表していることがありますが、あの展望が当たったという話はあまり聞きません。 それだけ為替レートを長期的に予測するというのは非常に難しいのです。

そこで、特に初心者の方というのはできるだけFX取引においては短期売買をお勧めしています。

短期というのはどれくらいの期間なのかという点については解釈が分かれるところですが、 長くても1日の取引時間の間に反対売買(利食いか損切り)を済ませてしまうのが理想的です。

スワップ金利が高い豪ドルなどの通貨についてはスワップ収入を目的として長期保有を考える人もいますが、 豪ドル円というのは比較的に値動きが荒い通貨ペアなので、 年間で20%程度の上げ下げが実際にあります。

この20%の変動に耐えられるだけの レバレッジや資金量があれば良いのですが、ギリギリの資金で高レバレッジの豪ドル円を長期に保有するというのは、円高が進んだところで強制ロスカットになる可能性が高く、非常に危険であると言わざるを得ません。

いくら高スワップの通貨ペアであっても、短期売買を基本にするのが安全というものです。

短期売買のメリットというのは、こうしたリスク管理だけではありません。

短期売買というのはかなり集中力を必要とするので、人間の体力と精神力がそこまで続かないことも 多々あります。そのため、必要以上に利益を追い求めることもなくなってくるので、 それだけリスクも削減されます。

為替変動で得られる利益のことをキャピタルゲインと言いますが、初心者のうちは10ポイントの キャピタルゲインが取れれば上出来という考え方で、1時間程度で決済を済ませてしまう…というのが最も結果につながるのではないでしょうか。

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